あるテレビ番組を何気なく見ていて驚いた話題がありました。
それは「男女産み分け」です。最近では、わざわざタイやアメリカへ行って
着床前診断をする夫婦が急増しているのだそうです。
着床前診断というのは、排卵した卵子を採卵し、その遺伝子に異常がないか
調べた上で、希望している性別であれば体内に戻し、そうでなければ妊娠を
避けるというものです。初期流産の原因の多くは遺伝子の異常だと言われて
いるので、この診断によって流産率を低下させるというメリットがあります。
しかし、倫理的にはどうなのかなあと疑問を抱いてしまいます。
確かに、性別が分かるようになってから、希望していない性別だったから
という理由で中絶をするような事態になるよりずっといいことだと思います。
でも、神の領域とも言えるような妊娠・出産を人間の手によってコントロール
していいものなのか少し恐ろしくもあります。
確かに、私も男の子を産まなければならない家系に嫁に来てしまったので、
プレッシャーに押しつぶされそうになることはあります。だけど、どちらの
性別であれ、それが運命だったと受け入れたいと思っています。
お金さえあれば人間は命のコントロールまで出来てしまうのかと思うと、
現代は豊かなのか、はたまた貧しいのかわからなくなってしまいます。
それは「男女産み分け」です。最近では、わざわざタイやアメリカへ行って
着床前診断をする夫婦が急増しているのだそうです。
着床前診断というのは、排卵した卵子を採卵し、その遺伝子に異常がないか
調べた上で、希望している性別であれば体内に戻し、そうでなければ妊娠を
避けるというものです。初期流産の原因の多くは遺伝子の異常だと言われて
いるので、この診断によって流産率を低下させるというメリットがあります。
しかし、倫理的にはどうなのかなあと疑問を抱いてしまいます。
確かに、性別が分かるようになってから、希望していない性別だったから
という理由で中絶をするような事態になるよりずっといいことだと思います。
でも、神の領域とも言えるような妊娠・出産を人間の手によってコントロール
していいものなのか少し恐ろしくもあります。
確かに、私も男の子を産まなければならない家系に嫁に来てしまったので、
プレッシャーに押しつぶされそうになることはあります。だけど、どちらの
性別であれ、それが運命だったと受け入れたいと思っています。
お金さえあれば人間は命のコントロールまで出来てしまうのかと思うと、
現代は豊かなのか、はたまた貧しいのかわからなくなってしまいます。